今週の日経お勉強1面 2022年6月6日(月)
電力不足、冬に110万世帯分 火力閉鎖・動かぬ原発、節電頼み
日本の電力が足りていない。次の冬の寒さが厳しければ一般家庭で約110万世帯分の電機が電気が全国で不足する見通しだ。火力発電所の休廃止が相次ぎ、原子力発電所の再稼働は遅れた。ロシアから燃料調達も不透明感が高まる。東日本大震災以来の節電頼みの需給調整は限界に達した。ウクライナ侵攻や資源高によるエネルギー危機が、抜本的な改革を放置してきた日本を直撃している。
問題先送りの日本。いつものことですね。
今週の日経お勉強1面 2022年6月8日(火)
人への投資 世界水準遠く3年で4000億円 骨太方針決定
政府は2022年6月7日、経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)を閣議決定した。岸田文雄首相が掲げる「人への投資」に重点を置き、3年間で4千億円を投じる。付加価値を生み出せる人材の育成が成長のカギを握る。現状では日本の投資は官民とも先進国で最低水準を行く世界との差を埋めるのは容易ではない。
即戦力になる人間を育成できるまで、果たして・・・。
今週の日経お勉強1面 2022年6月9日(木)
定住外国人「正社員」に壁 昇給遅い非正規、日本人の2倍
長く日本で働きながら正社員になれない外国人が多いことが、国の賃金構造基本統計調査を分析して分かった。外国人は勤続5年以上でも非正規社員が36%を占め、国内全体の2倍を超す。正社員を新卒中心に採用する雇用慣行が、社会人でも来日し中途採用することが多い外国人に不利との指摘もある。定住外国人すら活躍しづらい実態は、海外の人材が日本を敬遠する要因となりかねない。
日本人の正社員就業さえままならないのに、外国人の事は・・・
灯台下暗し。
今週の日経お勉強1面 2022年6月10日(金)
欧米中銀 11年ぶり利上げ 来月0.25%量的緩和終了
欧米中央銀行(EBC)は2022年6月9日の理事会で、2022年7月1日に量的緩和政策を終了すると決めた。同月中には0.25%の利上げに踏み切る方針も声明文に明記した。利上げは11年ぶり。
ロシアのウクライナ侵攻による資源高などでユーロ圏の消費者物価の伸び率は8%を超えており、インフレ抑制への金融政策の正常化を急ぐ。
日本の利上げは・・・岸田文雄首相と日銀の黒田総裁を見てると・・・あまり期待できそうにありません・・・
今週の日経お勉強1面 2022年6月11日(土)
脱酸素取引漂う「幽霊」 認証機関、古い情報放置
森林保護停止、実態見えず流通
森林由来のカーボンクレジット(削減量)を巡る日本経済新聞の調べで、発行後に運営や森林保護の責任主体がたびたび変わり、活動を止めた「幽霊事業」が中米地域で判明した。企業など買い手が参照する認証データベースが実態を反映していないこともわかった。古い情報に基づいて在庫が取引され、代金が森林保護に回らなくなっている。
温暖化抑制への寄付度を見極められず、質の低いクレジットが浮かんできた。
カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる)に向かって地球一丸となってほしいものです。
今週の日経お勉強1面 2022年6月12日(日)
分断映す「新FAANG」エネ・農業・資源・・・株価17%高、「元祖」に逆行
世界の株式市場で、マネーの流れが急変している。巨大テックから流出し、エネルギーや農業関連など、これまで低迷していた分野に向かいだした。勝ち組の変化は、世界がグローバル化から「分断」に転じたことが反映している。
市場を席捲してきた米アップルなどの米IT(情報技術)大手5社は、その頭文字をとって「FAANG」と呼ばれてきた。
米銀大手バンク・オブ・アメリカが新たに命じた「FAANG2.0」は燃料(Fuels)、航空・防衛(Aerospace and defense)、農業(Agriculture)、原子力と再生可能エネルギー(Nuclear and renewables)、金・金属・鉱物(Gold,Metals,minerals)の5分野だ。
いいことじゃないでしょうか?投資する分野の分散は各セクションの成長を見込めると思います。
コメント