今週の日経お勉強1面 2023年12月18日(月)
テクノ新世 国家サバイバル①
台湾有事に「デジタル遷都」
主権、データが守る
国家が地球規模の危機に直面している。対戦後の安全保障の枠組みが揺らぎ、気候変動は国民の安全を驚かすほど深刻になった。動乱の時代に、国の存続を左右するのはテクノロジーだ。持てる国が持たざる国を凌駕(りょうが)する生存競争が始まった。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月19日(火)
日鉄、USスチール買収 2兆円 粗鋼世界3位に
日米で大型再編
日本製鉄は2023年12月18日、米鉄鋼大手USスチールを買収すると発表した。買収額は役2兆円。日鉄として過去最大級のM&A(買収・合併)で、鉄鋼業界として日米企業同士の大型再編となる。脱炭素で電気自動車(EV)に使う小機能鋼材の需要が増える中、経済安全保障も背景に日米で重要物資の供給体制を整える。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月20日(水)
総裁会見 日銀、緩和出口「なお見極め」
マイナス金利解除 時期示さず 金融政策を維持
日銀は2023年12月19日に開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の現状維持を決めた。植田和男総裁は同日の記者会見で物価2%目標の持続的な実現に向けて「硬度は少しずつ高まっているが、賃金と物価の好循環をなお見極める必要がある。」と述べた。マイナス金利政策の解除など緩和の出口を巡っては日銀内に温度差もあり、慎重に判断する構えだ。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月21日(木)
ダイハツ、全工場停止 国内再開目処立たず
品質不正 社長「経営陣に責任」
ダイハツ工業は2023年12月20日、国内外の全工場で自社で開発した自動車の出荷を停止すると発表した。新車の安全性を確認する試験などの不正が新たに174件見つかったことを受け、生産も停止する。開発期間の短縮を優先し、遵法意識に乏しい企業風土が浮き彫りになった。自動車の品質不正を受け、国土交通省は2023年12月21日にダイハツ本社に立ち入り検査する。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月22日(金)
イオン、物流網を再構築 人手不足に対応 ルート最短に
トラック輸送距離1割削減
小売り大手イオンが自社トラックの総輸送距離を2024年を目処に1割減らす。数億通りの配送ルートから最短の道を選ぶ仕組みを導入し、トラック運転手が効率的に働けるようにする。運転手の残業が制限される「2024年問題」に対応し、生活と事業活動に不可欠な物流インフラを維持する体制づくりが進んできた。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月23日(土)
政府決定 社保・国債費、最大58% 実質は増額、予備費圧縮
来年度予算案112兆円 過去2番目
政府は2023年12月22日、一般会計総額112兆717億円の2024年度予算案を決定した。23年度から予備費を4兆円減らしたが予算規模の縮小はおよそ2兆円止まりと実質的に増額で、抑制に踏み込めてない。固定費に近い社会保障と国債費は歳出の58%を占めて過去最大となり、成長分野に回す余地は狭まっている。
引用元:日本経済新聞1面より
今週の日経お勉強1面 2023年12月24日(日)
チャートは語る
物価高くすぶるアジア
主食のこめ、15年ぶり高値 囲い込みで悪循環
アジアでインフレがしつこく燻っている。主因は食料で、フィリピンやインドでは物価高の内訳の5〜7割を占める。異常気象で主食の米が高騰しているのが大きい。自国優先の囲い込みもあり、高止まりからの出口は見通せない。2000年代の食糧危機の再来を懸念する声も出てきた。
引用元:日本経済新聞1面より
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